選手からの質問

10月24日(土)の練習の後半は、ジュニアチームの相手をするためメンバーを分け、県大会に出場する中学校のメンバーを中心にチャンスボールからスパイクを行う練習の際に、無言のままボールが動いていたため、ボールには必ず言葉をつけるように言いました。ただ、私は必要だと考えていますが、実際にプレーをして選択するのは選手達ですので提案するだけです。必要だと考えれば取り組んでくれますし、伝わったのかははっきりわかります。説明を聞いた時の「はい。」という言葉は「はい。わかりました。」又は、「はい。聞いたけど理解できません。」のどちらか区別するのは難しいので、理解できない場合はしっかりと「わかりません。どういうことなのか。」再確認をしてもらいたいです。

練習後、一人の選手から「ボールに言葉をつける」とは、「どんな言葉をつけたらいいのか」という質問がありました。最近は、遠慮がちなのか理解しているのか、なかなか質問する選手は少ないのでうれしかったです。クラブチームでは、自分が思っている意見があれば自由に伝えてもらいたいです。チームが勝つためにはどうすることがベストなのか考えている中で間違っていることは一つもありません。

今回は、チャンスボールからスパイクへとつなげるので、言葉とは指示なので、例えば、簡単ですが、パスを出すひとは、「チャンス」「トス」「打て」などそれにパスがずれてセッターが動かなければ「大きい・お願い・あげて」など、トスをあげる人は、「持ってこい」「レフト」「打て」などそれにトスが「短い・長い・低い・返して」など、スパイクをする人は、「チャンス・パスをする人の名前・レフト」などからまずは自分達のコート内で声に出して伝えてみることが大切です。それから、相手に対するプレーの準備のための指示へと展開します。